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骨折手術後381日目 抜釘手術翌日

昨夜は、手術した右足の痛みはまったく無くて熟睡できました。
昨年の骨折手術した日の夜とは大違い。
朝起きても右足にはまだ感覚がありません。

9時過ぎにパンスポリン(抗生物質)100ml点滴。

院長回診があるとのことで、10時過ぎに右足に巻かれている包帯を外したら・・・膝と踝から驚くほど出血しています。
骨折手術の時は一滴の血も見ていないので、かなりショックで貧血になりそうです。
しかし、骨折先輩のブログで皆さん出血されていることを知っていましたので「これが普通であり、骨折手術の時がある意味で異常だった」と気を取り直す。
今回の抜釘手術では術後の内出血を排出することを目的に「ペンローズトレーン」という吸引留置カテーテルが膝の縫合箇所に入っていますので、内出血した血液も排出しているので出血量は多い。
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数名の看護師を引き連れて10時半頃に医院長が回診にきて、患部を消毒してもらいましたが、足に感覚が無いのでまったく痛くも痒くも無し。
出血画像です。拡大をクリックすると拡大表示されますので、出血に強い方のみクリックしてください。
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医院長回診の時に、手術室看護師から脛骨の中(髄腔)に入れられていた「髄内釘(ネイル)」を貰いました。
想像外の緑色でした。そして思っていたよりも髄内釘は重かった。
長さ300mm、太さ10.5mm、重さ108g(ネジ類含む)
ロッキングスクリュー 5.0mm 1本
ロッキングスクリュー 4.2mm 4本
エンドキャップネジ 1個
ZIMMER BIOMET社製
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エンドキャップネジって何処に使っていたのか?
髄内釘の膝側にネジ穴がありますが、髄内釘を入れる時にここにアタッチメントを接続して脛骨の中(髄腔)に入れ、入れ終わったらアタッチメントを抜いてエンドキャップネジをねじ込む。
逆に髄内釘を抜く時にはエンドキャップネジを外して、そこにアタッチメントを接続して脛骨の中(髄腔)から髄内釘を抜くということを行っていたと推測されます。
取り出された髄内釘を見て、髄内釘を入れるのも抜くのも大変な手術なんだと思い知らされます。
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骨折時は釧路市内の病院で脛骨の中(髄腔)に「髄内釘(ネイル)」を入れる手術を受け、今回の抜釘手術は札幌市内の整形外科病院で受けましたが、恐らく髄内釘のメーカーが何社かあると思われる中、レントゲン写真しか見ていないのに主治医はいとも簡単に「抜釘できますよ」と言われ、手術をしてくださいました。
釧路市内の病院を退院する時に紹介状を書いてもらって、札幌市内の整形外科病院でリハビリを受けていましたが、紹介状と一緒にカルテ等が入ったCD-ROMも提出しているとは言え、リハビリを担当した病院でロッキングスクリュー等の形状もよく把握されているものだと驚くばかりです。
偶然にも今回抜釘手術を受けた整形外科病院でも利用しているメーカーの「髄内釘(ネイル)」だったのかも知れません。
そのあたりのことは主治医に聞いていないので不明です。

抜釘した右足は術後24時間を経過しても感覚が無く、痛みはまったく感じません。
16時過ぎにパンスポリン(抗生物質)100ml点滴

21時消灯時にも右足の感覚は無し。
術後32時間経過したのですが、何時になったら抹消神経ブロック注射の効果は消滅するのか?
不安ではありますが、右足がまったく痛くないので気持ちよく就寝できそうです。

本日の万歩計の歩数191歩。
パジャマの上着ポケットに万歩計を入れていましたが、本日パジャマ交換しました。
その時に万歩計を入れたままで、看護師さんが「こんなの入っていたよ」と万歩計を持てきてくれたので、100歩くらいは看護師さんの歩数と思われます。


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。


# by mura5151 | 2017-02-02 21:20 | 抜釘手術

骨折手術後380日目 抜釘手術しました

抜釘手術に対しての不安はまったく無いのですが、久々の入院で熟睡できずに5時間くらいの睡眠時間で明け方4時過ぎに目を覚ましました。
今日は13時から手術予定のため朝食は1/2程度食べてもOK。
水分摂取は11時までOK。
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11時からヴィーンF500ml点滴開始
点滴開始と同時に内服薬一錠を渡され、水を飲まないで内服させられる。

点滴の時に何時も悩まされる「血管探し」
看護師さんの腕が試される場面ですが、骨折手術の時にも使った右手の甲にある血管を指定して手術前準備作業の時間短縮。
利き手が右手なので食事や洗面などで邪魔になるのですが、点滴用血管探しであちこちに針を刺されるのが嫌いなので、仕方ありません。
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13時からの手術予定が少し早まり、12時半に手術室からお呼びがかかりました。
病室から手術室まで点滴したままで専用ストレッチャーに乗せられて移動。

手術室に移動し、手術台に乗ったら即座に口にマスクが付けられ、3名の看護師さんがテキパキと心電図、血圧計、パルスオキシメーター等を体にセットしていきます。
手術台に乗って1分経過するかどうかという時に、麻酔医から「意識がありますか?」という問いかけに「はい、意識があります」と答える。
5秒後にまた、麻酔医から「意識がありますか?」という問いかけに「はい、意識があります」と答える。
3度目の問いかけは聞こえず10秒くらいで全身麻酔で落ちた模様。
全麻確認後に、右脚膝裏に坐骨神経ブロック注射がされたと思います。

腰椎麻酔ではなくて抹消神経ブロック注射をすることにより、術後の痛みが軽くなって術後の鎮痛薬使用量が減ることと、手術中の麻酔薬の使用量が減るので全身麻酔から覚めるのが早く、覚醒後の気分不快が減る可能性があります。
抹消神経ブロック注射のデメリットとして、術後一定期間感覚が鈍く、動かしずらくなったり痺れが続くこと。
数十万回に一回くらいの割合で数ヶ月麻痺が残る場合もあること。

14時半には抜釘手術は無事に終了して病室に戻ってきましたが、ストレッチャーからベットに移される時にかすかに意識が戻りましたが、少しだけボーっとしていたみたいです。
全身麻酔が覚めた時に頭痛などは骨折手術の時も今回もありませんでした。
今回は全身麻酔が覚めた時に、気管内挿管のせいなのか口の中が何か甘い感じがして、咳も少しだけ出ました。
骨折手術をした病院では、術後12時間くらい病室でも心電図や血圧計、パルスオキシメーターが付けられて看護師詰所にデータ転送されていたり、導尿カテーテルが尿道に入っていたりしましたが、今回の手術では術後には体には何も付けられていません。
14時半に病室に戻って以降30分おきに看護師さんが血圧・体温・血中酸素飽和度測定に3回くらい来ただけです。
病院によって術後の処置が違うことを感じます。

15時くらいに完全に全身麻酔が覚めて、おもむろに術後の右足を写真撮影。
この時点で、手術した右足は膝下から足首までまったく感覚がありません。
骨折手術の時は、腰椎麻酔が覚めてくるに従って右足膝下の痛さに襲われましたが、今回はまったく痛さを感じません。
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15時半頃からヴィーンF500mlとパンスポリン(抗生物質)100mlの点滴開始。
パンスポリン(抗生物質)100mlは当分の間朝と夕方に点滴するらしい。

手術前に「手術時に尿道に導尿カテーテルを挿入すると思うけれど、術後も入れておいて」とお願いしたら、「手術後は車椅子でトイレに行けるので、手術後は 導尿カテーテルは抜きます」と拒否されました。
夕方7時過ぎにオシッコがしたくて看護師さんを呼んだら、何と尿瓶を持ってきました。
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ベットの上で尿瓶を使うのが苦手なので、違う看護師さんに頼んで車椅子を持ってきてもらいました。
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右足膝下の感覚が無いので、右足を手で持ち上げてベットから車椅子に乗るのは大変ですが、車椅子に乗ってしまえば何も心配ありません。
看護師さんに押してもらこともせずに自力で車椅子を操作してトイレに移動。
まだ右足に感覚が無いので絶対に右足を床に付けてはダメで、「膝抜け」という状態で転倒するので右足に体重をかけることは厳禁。
看護師さんに見てもらいながら車椅子を降りてトイレの便座に座りましたが、まったく問題無いので「トイレに行く度に看護師を呼ばなくてもいい」と言われました。

本日夕食から毎食後にペオン錠(痛みや炎症を抑える薬)とマーズレンES錠(胃薬)を服用

本日の歩数750歩(手術前)


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。

# by mura5151 | 2017-02-01 18:29 | 抜釘手術

骨折手術後379日目 抜釘手術事前入院


抜釘手術のために、午後0時半過ぎに今までリハビリに通っていた整形外科病院に入院しました。
一階受付で入院手続きを済ますと、入院病棟から看護師さんがわざわざ一階まで迎えに来てくれました。
入院病室は3階の322号室(4人部屋)です。

骨折した時に救急車で運ばれて入院した根室市内の病院も、骨折手術のために転院した釧路市内の病院も床頭台(ベット横の棚)にはテレビの他に冷蔵庫も設置されていてAC電源を含めてカード精算できるものでしたが、今回入院する病院の病室に設置されている床頭台には冷蔵庫が設置されていません。
冷蔵庫は洗面室に冷蔵ロッカーが設置されていて、一日108円の使用料です。
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1月12日に血液採取・肺のレントゲン撮影・心電図測定・肺機能検査等が済んでいるので、今日は特別な検査も無く「入院治療計画書及び手術・検査同意書」の説明を受けて署名・押印、麻酔科医師による麻酔説明を聞き同意書への署名・押印、そして入院前日(本日)と手術当日の説明を聞いたら、あとはすること無し。

入院から退院までのスケジュールは
1月31日 13時事前入院
2月1日  13時頃に手術開始予定
2月8日  抜糸
2月9日  午前中で退院予定

麻酔について
予定麻酔方法:全身麻酔、坐骨神経ブロク

抜釘手術で取り出した髄内釘とネジ類を記念に貰いたいことを看護師さんにお願いしたら、お願いされなくても手術翌日に滅菌して皆さんに差し上げているとのことでした。

骨折入院した時は右足を直達牽引されて身動きできない状態で9日経過してからの手術だったので、手術したら苦しみから解放されて楽になるというワクワクした気持ちで手術日前日を過ごしましたが、今回は特に不自由も無い右足を手術することで逆にある期間は苦しい思いをすると思うと、少しだけ憂鬱な気持ちの手術日前日です。

腕にバーコードのついたリストバンドを巻かれると、一気に病人のような気分になるのは何とも不思議です。
骨折手術後379日目 抜釘手術事前入院_b0361672_13173598.jpg

今回の抜釘入院は、骨折手術後と違って術後早い時間で歩けるとのことで万歩計を持参しました。
ちなみに、入院当日の歩数は3154歩でした。
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15時からシャワーを浴びて体を綺麗にしたら、あとは夕食まですることはありません。
骨折入院した時にK君から入院見舞いで貰ったアイマスクを付けて昼寝したら、看護師さんに爆笑されました。掴みはOKです。
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# by mura5151 | 2017-01-31 19:11 | 抜釘手術


右足脛骨腓骨の骨折治療記です。同じような骨折をされた方の何かの参考になれば幸いです。


by mura5151

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